2026年も北海道江別市内で肺炎球菌ワクチンと帯状疱疹ワクチンの定期予防接種が実施されます。とくに65歳の人には重要な情報です。今、65歳の人、これから65歳となる人は、情報を整理しておくことをおすすめします。
ここに掲載されている情報は、2026年6月16日に江別市役所ウェブサイトに掲載された情報を基にしています。あくまでその時点での情報であり、内容は更新・変更されることがあります。ご注意ください。
これは2026年の江別市についての情報です!
「肺炎球菌ワクチン」とは?
「肺炎」は聞いたことがある人も多いと思いますが、日本人の間でも死亡原因の上位を占めるものです。肺炎はそこまで珍しい現象ではありません。「肺炎球菌」というのは、肺炎の原因になる細菌で、飛沫によって誰でも感染します。成人肺炎の25~40%は肺炎球菌だとされており、高齢者だと、重篤化しやすいです。
この肺炎球菌の感染を予防するのが「肺炎球菌ワクチン(PCV20)」です。肺炎球菌は約100種類以上もあるのですが、このうち頻度が高いとされる20種類の肺炎球菌について予防することができるのが、肺炎球菌ワクチン(PCV20)です。全ての肺炎が予防できるわけではないですが、将来、肺炎にならないためにできる効果的な方法です。肺炎球菌ワクチン(PCV20)はその有効性と安全性が医学的に確認されています。
「帯状疱疹ワクチン」とは?
「帯状疱疹」は、ただの発疹ではありません。過去に水痘にかかったことはありますか? その際に完治したと思っても、実は体の中に水痘帯状疱疹ウイルスが潜伏していることがあります。この潜伏した水痘帯状疱疹ウイルス、加齢・疲労・ストレスなど免疫力低下によって再活性化することがあります。こうなると、皮膚に痛みや水疱が出現し、帯状疱疹です。さらに皮膚の症状が治った後にも痛みが残る「帯状疱疹後神経痛」があります。
帯状疱疹は人によってはかなり激痛をともない、日常生活もままならないほどに痛みに苦しむことになることもあります。高齢者はとくにこの帯状疱疹に悩まされやすいです。
「帯状疱疹ワクチン」はその名のとおり、この帯状疱疹を予防するもので、その有効性と安全性が医学的に確認されています。
ワクチンの対象者は?
肺炎球菌ワクチンも帯状疱疹ワクチンもとくに高齢者の接種が推奨されています。
対象者は過去に肺炎球菌ワクチンと帯状疱疹ワクチンを接種したことがない人です。肺炎球菌ワクチンだけ、もしくは帯状疱疹ワクチンだけを接種することもできますし、両方を接種することもできます。
肺炎球菌ワクチンの場合は以下の人が対象です。
- 江別市民で接種当日65歳の人(66歳の誕生日の前日まで)
- 江別市民で接種当日60~64歳で、心臓、腎臓、呼吸器またはヒト免疫不全ウイルスによる免疫の機能の障がいのある人(障害等級1級またはそれに準じる人)
上記期間外の接種は任意接種となり、全額自己負担となりますので注意しましょう。
帯状疱疹ワクチンの場合は以下の人が対象です。
- 年度内に65歳を迎える人
- 60~64歳でヒト免疫不全ウイルスによる免疫の機能の障害があり日常生活がほとんど不可能な人
- 令和7~11年度は経過措置があります。その年度内に70歳、75歳、80歳、85歳、90歳、95歳、100歳となる人も対象となります。
いずれも対象となる人には、市役所から案内が届いているでしょう。案内がない場合でも条件を満たせば接種はできます。
ワクチンの費用は?
肺炎球菌ワクチンと帯状疱疹ワクチンは、それぞれの自己負担の費用があります。
肺炎球菌ワクチンは、接種費用は5700円で、1回の接種回数です。
帯状疱疹ワクチンは、「乾燥弱毒生水痘ワクチン」と「シングリックス<組換え>」の2種類があり、どちらかを選ぶことになります。人によっては服用している薬が理由で、片方しか受けられないことがあるので、医師と相談して決めましょう。乾燥弱毒生水痘ワクチンは、1回あたりは4400円で、1回接種で完了します。 シングリックス<組換え>は、1回あたりは11000円で、2回接種で完了します。
ワクチンを接種できる江別市内の場所は?
江別市内で肺炎球菌ワクチンと帯状疱疹ワクチンを接種できる医療機関は、江別市市役所の公式ホームページに整理されています(このページの下にリンクがあります)。必ず確認をしておきましょう。そして事前に連絡し、実際に接種可能なのかを相談してください。何らかの理由で接種を中止している可能性もあります。
肺炎球菌ワクチンと帯状疱疹ワクチンの副反応・副作用は?
他の多くのワクチンと同様に、肺炎球菌ワクチンと帯状疱疹ワクチンでも、副反応がみられることがあります。主に、接種部位が痛くなったり、腫れたり、赤くなるなどの症状や、頭痛、筋肉痛、倦怠感などが多いです。これらの症状はそこまで深刻ではありません。アナフィラキシー様反応など他の重大な副反応もごくまれにありますので、接種した日は安静にし、とくに接種から間もない時間は、しばらく様子見し、急に体調が悪くなった際にすぐに救急を呼べるようにしておきましょう(独りでいるなどの場合は注意です)。
偶然に他の無関係な病気の発症と重なってしまうこともあります。
何か心配がある場合は、接種する前に医療機関に相談するといいでしょう。

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