アメリカとイスラエルがイランを攻撃したことによる中東情勢の悪化で原油価格が高騰し、ガソリンの平均小売価格が急激に上昇した2026年3月半ばの始まり。今も情勢は緊迫していますが、日本政府は月の後半となった3月19日から、ガソリンの小売価格を170円程度に抑えるため、石油元売り業者への補助金支給を開始し、各地のガソリンスタンドの価格も値下げし始めています。
江別市内のガソリンスタンドの価格は?
北海道の江別市も同様の状況です。
例えば、「セルフ江別大麻 / (株)オカモト」(江別市大麻桜木町25-1)では、2026年1月と2月は平均でレギュラーガソリンの現金価格は144~147円程度でしたが、3月12日には189円に急激に値上がり。しかし、3月19日の朝まではその高い価格でしたが、3月20日には169円まで下がりました。「野幌セルフSS / (株)ホクレン油機サービス」(江別市野幌町33-1)でも、3月20日には168円まで値下がりしています。どのガソリンスタンドでもだいたいは似たような状況になっています。
補助金の効果で170円前後が継続するという見通しが報じられていますが、暫定税率廃止前の去年の11月と同じ高い価格であるため、この価格でも生活や仕事に支障をきたす人は多いでしょう。これからも近くのガソリンスタンドの価格をその日ごとにチェックしないといけない状況は続きそうです。
そのうえ、最も肝心のイラン情勢は依然として不透明です。各国の取り組みがどんなに行われても、どこまでそもそもの原油価格上昇を相殺できるかはわかりません。
国際道路輸送連合(IRU)は、世界的な原油価格は非常に変動が激しく、「たとえ戦争が比較的早く終結したとしても、正常な状態に戻るには数週間かかる」との見解を示しており、ホルムズ海峡を通る船舶の航行が正常化するか悪化するかにほぼ完全に左右されるとの推測をだしています。経済学ノーベル賞受賞者のフィリップ・アギオン氏によると、戦争が数ヶ月続き、ブレント原油価格が150ドルを超えた場合、インフレのリスクが高まり、世界は1973年の石油危機に近い状況に陥る可能性もあるとのこと。2026年3月13日の時点ではブレント原油価格は戦争開始以来13%上昇し、1バレル100ドルに達しており、状況が解決に向かわなければ、ブレント原油価格は今後数週間で1バレル120ドルに達する可能性があるとも指摘されています。
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